R4 館報4月
新型コロナウイルスの感染経路
岩手においても、新型コロナウイルスの感染者が4月13日431人、14日は432人と2日連続で430人を超えるなど依然として高い状態が続いている。しかも教育・保育施設でクラスターが発生している。県は、4月16日の新規感染者は357人であった。うちクラスター(感染者集団)関連は85人、過去の患者との接触歴があるのは173人、感染経路不明は99人と発表した。この感染経路不明者(28%)、一体どこで感染したか、わからないという人達である。いま猛威を振るっているオミクロン株、どんどん置き換わり感染力を高めているだけに、その原因が気になっていたところである。それがどこで、どのようにして感染しているか少し見えてきたように思える。
それは、3月28日の国立感染症研究所のホームページに「新型コロナウイルスの感染経路について」と題した記事が公表された。その中で、感染経路は主に3つあり、①空中に浮遊するウイルスを吸い込むこと。(エアロゾル感染)②ウイルスを含む飛沫が口、鼻、目などの露出した粘膜に付着すること。(飛沫感染)③ウイルスを含む飛沫を直接触ったか、ウイルスが付着したものの表面を触った手指で露出した粘膜を触ること。(接触感染)であるとしている。 続きを読む
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R4館報まっさき 3月号
R4 館報3月
<津波から身を守る心得>
16日午後11時36分、マグニチュード7.4(震度6強)の地震が発生した。震源は福島県沖、深さ57㎞。東日本大震災以来の大きな地震で沿岸地方住民を大変な恐怖に陥れた。その中で安堵したのは東京電力福島原子力発電所において放射線量に大きな影響を及ぼす事故は発生しなかったことと、大津波が襲来しなかったことである。
11日には東日本大震災から11年となり、コロナ禍の中であるが各地で追悼式が行われ、末崎町中森にある麟祥寺でも午後1時から東日本大震災物故者追善供養が執り行われた。あの日から11年経ったが今も当時の悲惨な光景が目に浮かぶ。特にも大切な人を失った人にとっては、いまも昨日のことのように感じていると思っている。
今後このような災害にならないように11年前の経験を生かし一人の犠牲者も出さない防災に努めなければならない。
そのためには、住民一人ひとりが津波で大切な命を失わないために、適切な避難行動をとることが重要である。あらためて、その避難に当たって心得ておくべき基本的事項を列挙してみたい。これは筆者が幼少期、祖父から地震が発生するたび聞かされたことであり、今なお、脳裏に焼き付いているものである。ご参考にして頂ければ幸いである。 続きを読む
R4館報まっさき 2月号
R3館報まっさき 12月号
R3 館報12月
新県道全線開通
船河原~平
新県道船河原から平までの延長2.2kmの区間全線が12月22日午前11時に開通する。(開通に伴う式典は行わない)
県が「まちづくり連携道路整備事業」により整備を進めてきた主要地方道大船渡広田陸前高田線船河原工区(延長2.2km)である。東日本大震災の津波による浸水地を通らないルートで災害時の物資輸送や救急搬送等に対応するとともに急カーブや道幅が狭く歩道もない現県道の状況を解消し安全性、走行性、時間短縮が図られた。同じく一般県道碁石線(2.4㎞)については、11月18日に開通しており、これで二つの新県道が完成することになり大船渡碁石海岸インターと碁石海岸は15分かからずに結ばれる。このことにより景勝地「碁石海岸」への観光客の誘客を図ることができることから、観光振興が期待できる。また、消防の迅速な消火活動へとつながり、町民の生命と財産を守る安心安全な地域社会の構築が図られる。さらに産業用道路としても活用が期待され地場産業の振興と地域の活性化が期待できる。 続きを読む
R3館報まっさき 11月号
R3 館報11月
コミュニティ・スクール
~地域とともにある学校~
令和4年度より市内の小・中学校の学校運営のあり方が変わる。コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)に関する法改正によるもので、その導入について、市教委は準備を進めている。
今日の子供たちを取り巻く環境や学校が抱える課題は複雑化・多様化しており、教育改革、地方創生等の観点からも学校と地域の連携・協働の重要性が指摘されている。
子供や学校の抱える課題の解決、未来を担う子供たちの豊かな成長のためには、社会総がかりでよりよい教育の実現を目指して取り組む必要がある。それには、現在の「開かれた学校」から、さらに一歩踏み出して、地域でどのような子供たちを育てるのか、何を実現していくのかという目標やビジョンを地域住民等と共有し、地域一体となって子供たちを育む「地域とともにある学校」へと転換していくことが重要である。その有効なツールがコミュニティ・スクールである。
コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置した学校のことである。学校運営協議会とは、地域住民や保護者等が学校運営や教育活動について協議し意見を述べる合議体である。学校運営協議会で協議された「目指す子供の姿」を学校、家庭、地域が共有するとともに、その実現に向けて地域総ぐるみで協働していくという仕組みである。 続きを読む
R3館報まっさき 10月号
R3館報まっさき 9月号
R3館報まっさき 8月号
R3館報まっさき 7月号
R3館報まっさき 6月
R3 館報6月
こいのぼり大運動会 末崎小学校(校長小石敦子、児童数147人)は、5月24日、大小色艶やかな鯉のぼりが泳ぐ中、147人の児童は五月晴の暖かい陽射しを体いっぱいあびながら12の競技に羽ばたいた。
開会式、小石校長先生は「今日は青空の素晴らしい運動会になりました。児童会で掲げたスローガン“深めよう絆を、心をひとつに笑顔の運動会”のもと、心を一つに笑顔で最後まで頑張りましょう」とあいさつ。紅白の応援団長による元気みなぎる選手宣誓により競技に入った。
はじめに、赤組、白組に分かれての応援合戦。各応援団長の指示のもと、太鼓のリズムに合わせながら全身を使っての躍動感あふれる応援が繰り広げられた。いよいよ徒競走、3年生の100mから始まる。続いて4年生の100m。1年生は初めての運動会、50mのかけっこだ。2年生も50mだ。5年生、6年生は上級学年なので120mである。どの学年、どの選手もゴールを目指して自分の持てる力を振り絞って駆けぬけた。家族からはガンバレと大きな声援が飛んでいた。団体競技、3・4年生の、末小ぐるぐるタイフーン」は、紅白ほぼ同時というくらいの接戦だった。1・2年生の曲に合わせての玉入れ「Go!Go!チェッコリ」はとても可愛らしかった。5・6年生の竹取物語は各組の作戦が活かされるアイデアに富んだものだった。
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