R5 館報3月
<学校統合はどうあるべきか>
大船渡市教育委員会は2月27日夜、ふるさとセンターで末崎地区の住民やPTA関係者に大船渡中学校と末崎中学校の統合に係る説明会を開催した。
はじめに市教育委員会は学校の適正規模・適正配置基本計画および大船渡中と末崎中の統合に係る保護者アンケート結果について説明。それから出席者から意見を募った。多様な意見が寄せられた。
この説明会には地域公民館長・地区の諸団体の代表者・元協議会委員や小中学校の児童・生徒の保護者ら50人程が出席した。市教委側は小松教育長、遠藤学校統合推進室長らが臨んだ。
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作成者アーカイブ: massaki
R5館報まっさき 2月号
R5 館報2月
★学校統合に係る説明会の開催
大船渡市教育委員会は、あらためて末崎中学校と大船渡中学校の統合について、保護者や地域の率直なご意見をお聞きする末崎地区内の説明会を左記のとおり開催します。
参加を希望される方は、QRコード読み取りにより、市教育委員会事務局へお申込みください。
記
1 日時2月27日午後6時30分から
2 会場ふるさとセンター体育館
3 その他
恐れ入りますが、マスク着用でご出席ください。寒いので、暖かい服装でおいで下さい
R5館報まっさき 1月号
R5 館報1月
<年頭のご挨拶>
令和5年の年頭に当たり、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
昨年は、何といっても新型コロナウイルス感染症を意識した生活を余儀なくさせられた一年だった。3月11日、各地で行われた東日本大震災から11年目の追悼式も縮小。大船渡で開催予定だった全国椿サミットも中止。また、4月から5月にかけて町内各団体の総会等も書面議決となった。8月のお盆の頃は再び増加したが9月10月と下降傾向が続いたので収束に向かうのかなと思っていた。感染症の専門医は、寒くなれば一層増えると言った。寒くなれば空気は乾燥するし、どうしても部屋を密閉すので換気が悪くなり感染リスクが高まると予測、その通りとなった。11月から12月にかけて感染が一気に拡大、今までにない感染者になった。これは、感染に対して以前より神経質でなく感染を恐れなくなっている表れでもある。
ワクチン接種も4回も受けて重篤にならないから大丈夫という気持ちもどこかにある。そこには「罹ったら罹った時さ」と開き直っている自分がいる。それ故、皆それなりの注意を払いながらの生活を送っている。でもどこかすっきりしないモヤモヤ感がある。これがWithコロナというものかと思ったりしている。只々終息を願うばかりだ。
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R4館報まっさき 12月号
<末崎の公共交通を考える>
末崎地区に関わる公共交通といえば、BRT、県交通のバス(高田線と碁石線)、タクシー等である。県交通高田線は利用者数が少ないことから12月29日をもって廃止することが決まっている。タクシーは12月19日から初乗り1㎞料金が540円から610円に値上げになった。これらのことから市当局は、末崎地区の公共交通について、日頃市地区で実施している「デマンド型交通」にしてはどうか、と提案してきた。
「デマンド型交通」とは、利用者の予約に応じる形で、運行経路や運行スケジュールをそれに合わせて運行する地域公共交通のことである。
デマンド型交通にはいろいろな方式・形態がある。日頃市地区での運行形態はエリア型で、そのエリア型の中の起終点固定デマンド型というものである。
終点固定デマンド型とは
起点の出発時刻または終点の到着時刻のみ固定しており、起点出発前に予約を受けた地 点を経由して運行する形態。
乗降できる地点は指定されており、特定のエリア内に多数配置されている。決まった経路で運行するわけではなく、運行前に予約した利用者が乗降を希望した地点のみに停車し、予約の入っていない地点には立ち寄らない。
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R4館報まっさき 11月号
R4 館報11月
<社会保障制度と負担増>
年金や介護、医療などの社会保障制度で負担の引き上げを検討する国の議論が加速している。その中心となっているのは、高齢者の負担の見直しである。それは、今後、社会保障の財政が急激に厳しくなることが予想されるからである。
令和7年には、昭和22年から24年の第一次ベビーブームに生まれた「団塊の世代」(約800万人)が全員75歳以上になり、後期高齢者(75歳以上)人口は、約2,180万人にも達する。4~5人に1人が後期高齢者になり、日本は超高齢化社会に突入すると考えられている。
一方、生まれた子供の数・出生数は、昨年81万人余りで、従来の予測(平成29年に実施した推計では86万9千人)を大きく下回った。これによって将来、社会保障を支える現役世代(労働人口)が想定以上に減り続ける可能性が出てきていることである。
以上のような状況から、国は制度を維持していくため、高齢者の負担を可能な範囲で増やせないか、検討しているのである。
具体的な内容をみると
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R4館報まっさき 10月号
R4 館報10月
<巨大地震に備えて・・・後発地震注意情報>
近い将来の発生の切迫性が指摘されている大規模地震の中に日本海溝・千島海溝周辺海溝型地震がある。
県は9月20日、日本海溝(特に三陸・日高沖)、千島海溝(特に十勝・根室沖)、震災の震源域と同じ東北地方太平洋沖でマグニチュード(M)9クラスの地震が発生した場合の津波による被害想定を公表した。日本海溝沿いの地震では、死者を県全体で最大7,100人と推計し、6,254人の死者・行方不明者が出た東日本大震災を上回る。ただし、早期避難を徹底すれば犠牲者は8割以上減らせるとも指摘した。大船渡市については死者が最大50人(ただし、東北地方太平洋沖では最大400人)と推計した。
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R4館報まっさき 9月号
R4 館報9月
< ご長寿を祝う>
末崎町の敬老会対象者の皆様、ご長寿おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
今年こそは敬老会を開催したいと考えておりましたが、新型コロナウイルス、オミクロン株BA・5が猛威を振るい、なかなか収束しないことから差し控えることにいたしました。よって、敬老会対象者の皆様には、昨年同様、お祝いとして記念品(特製バスタオル)、菓子折、名簿をお届けすることにいたしました。ご理解賜りたくお願い申し上げます。
令和4年度の末崎町の75歳以上の敬老会対象者は963人(男性410人、女性553人)で昨年度より31人増加しております。最高齢者は碁石の大和田ハル子さん103歳です。次いで101歳を迎えられた方々は、峰岸の熊谷トクエさん、小細浦の武田武男さん、門之浜の田畑ミネ子さんです。また、100歳になられたのは、平の村上セツさん、西舘の武田トシ子さんです。
以上100歳以上の方々は6人です。なお、90歳代は、122人、80歳代は497人、75歳から79歳代は338人となっております。あらためて、ご長寿の皆様には、心からお慶び申し上げます。
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R4館報まっさき 8月号
R4 館報8月
< 敬老会は中止>
地域公民館長会議が8月8日、ふるさとセンターで開催され、令和4年度末崎町敬老会は、感染力の強い新型コロナウイルス「オミクロン株BA.5」が猛威を振るってことから、開催は控えるべきとして「中止する」ことといたしました。
敬老会は、ご長寿の皆様が一堂に会する場であり、間違っても感染させてはならないとし、感染予防の観点から中止はやむを得ないと判断した次第です。
ただ、75歳以上のご長寿の皆様には、9月18日に、記念品としてオリジナルバスタオルと菓子折、ご長寿名簿の3点を贈らせていただきます。ご長寿の皆様はじめ町民の皆様には、ご理解とご協力の程お願い申し上げます。
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R4館報まっさき 7月号
R4 館報7月
<オミクロン株「BA・5」の特徴>
7月15日、全国で10万3311人の新型コロナウイルス感染者が確認された。感染者が10万人超えるのは2月8日以来で、過去2番目の多さである。流行「第7波」の勢いに歯止めがかからない状況である。この急拡大しているウイルスはオミクロン株の「BA.5」といわれる。8月中にはほぼ100%「BA.5」に置き換わるのではないかともいわれている。「BA.5」の感染力、症状、ワクチン効果に係るNHKの資料によれば、つぎのとおりである。
東京都内の感染状況を分析した国立国際医療研究センターの大曲貴夫国際感染症センター長は6月30日、再拡大の要因を4つ挙げた。それは、①暑さ(冷房で換気が悪い)②人出(接触機会が増加している)③免疫(感染あるいはワクチン接種しているが免疫の効果低下の人が増加している)④変異(オミクロン株BA.5に置き換わっている)である。「BA.5」はオミクロン株の一種で、2022年2月に南アフリカで確認された後5月以降、欧米を中心に広がっている。WHO(世界保健機関)によると、6月中旬の段階では、世界で検出される新型コロナウイルス全体の40%ほどを占めているという。また、アメリカの疾病対策センターによると、7月2日現在、アメリカで新たに報告された新型コロナウイルスの感染者のうち、オミクロン株の「BA.5」の割合は53.6%となっており、感染の増加に影響していると考えられている。
さらに、イギリスの保健当局の6月24日の発表によると、「BA.5」は、それまで主流であった「BA.2」と比べて、35.1%速く広がっているとみられているというのである。 続きを読む
R4館報まっさき 6月号
R4 館報6月
<よい眠りとはその2>
前号に続き、日本睡眠医学協会理事長大谷憲先生が話されていることを紹介します。
午後10時から午前2時に最も再生が進む
人間は、人生の3分の1を眠って過ごす。なぜ3分の1も睡眠をとらなければならないのか。それは、体、特に脳の細胞の再生に大きく関わっているからである。
人間の活動の中でも特に中心的な役割を果たす脳は、激しくエネルギーを消耗する。また、脳細胞は目を覚ましている時は勿論、眠っている時にも活動している。
その脳細胞が再生されるためには、脳はゆっくり休息をとらなければならない。そのため、長い睡眠時間が必要になるのである。
脳下垂体から分泌されるホルモンの一種に成長ホルモンというのがある。これは、人間の成長や細胞の再生を促す大切な役割を担っている。
主に、睡眠中に分泌され、午後10時から午前2時にかけて最も活発に分泌されることがわかっている。就寝時間が遅いと、十分に成長ホルモンの恩恵が得られないことになる。
再生の鍵を握るのは成長ホルモン
成長ホルモンというと「子どもの成長に必要なもの」と思ってしまいがちであるが、そんなことはない。大人にとっても非常に重要な役割を担っている。
今まで、脳細胞は一度完成すると、細胞は入れ替わらないと考えられてきたが、それが大人になっても、脳細胞が成長していることがわかってきた。つまり、大人の脳が成長していくためにも、成長ホルモンが必要なのである。
さらに、成長ホルモンは、肝臓に働きかけることにより軟骨細胞を増殖させるソフトメジンCという物質を分泌させ、骨の成長を促すとともにタンパク質の合成を促し、心臓などさまざまな臓器や機関の発育にも関わっている。また、それだけでなく、脳に働きかけ、脂肪の分解促進、タンパク質の合成促進、糖質、骨、水分、ミネラルなどの代謝を調節し、体が常に一定の状態に保たれるようにバランスをとる役目も果たしている。 続きを読む