R5館報まっさき 11月号

R5 館報11月
<健康長寿のための筋肉の鍛え方その1>
日本老年学会理事長で医学博士の荒井秀典先生は、健康長寿のための正しい筋肉の鍛え方について、つぎのように話しています。
年をとると、①筋肉量の減少や脂肪量の増加、骨密度の低下、②活動量の低下や食事摂取量の低下、③ホルモンの変化やサイトカインの増加、④神経細胞の減少などの身体の変化が起こります。
こうした変化のうち、筋肉の衰えを「サルコペニア」、運動機能の低下を「ロコモ」(ロコモティブ・シンドローム)、心身の虚弱状態を「フレイル」と呼びます。
そのうち、特に体の衰弱を「身体的フレイル」、脳の衰え(認知機能の低下、うつ)を「心理・精神的フレイル」、社会的孤立やコロナ禍による閉じこもりなどを「社会的フレイル」と言います。
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