気仙に学ぶ! 「長洞元気村視察」活動報告(1)

【映像視聴可】
気仙に学ぶ!「被災地長洞元気村のチャレンジ」

「気仙に学ぶ」第6回
講 師 村上誠二(長洞元気村 事務局長)
会 場 長洞元気村仮設住宅集会所
日 時 2014年3月16日
講 演 「被災地長洞元気村のチャレンジ」(40分14秒)

「被災地長洞元気村のチャレンジ」(40分14秒)



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長洞元気村 2013年5月活動に続いてまっさきから車で15分の陸前高田市広田半島の長洞元気村訪問。今回は自分たちよそ者17名に碁石地区の及川宗夫さんが講演時間に合わせて参加、復興に向かう被災地同士の交流に繋がりをつけた。講演は「なでしこランチ」(ホタテ/まぐろの卵/若布・めかぶのしゃぶしゃぶ/さんますり 身汁:とうふ、こんにゃく、ネギ、にんじん、大根/ごはん/つけもの: たくわん、わかめの芯あさづけ/つくだ煮)、「語り部ツアー/わかめ芯抜き体験」に続いて集会所で行われた。
 
 
長洞元気村 はじめに、被災後長洞元気村の情報が初めて全国に発信された2011年4月2日放送の「NHKニュース深読み」の一部を紹介。この番組を見た仮設市街地研究会(現・NPO法人復興まちづくり研究会)が、パソコンを持っていち早く避難所に支援に駆けつけ、以後、仮設住宅計画、高台移転計画と、一貫して復興のまちづくりを支援してくれていること。
 
 
長洞元気村 続いて広田中学の中学生が保育園の子どもの手を引いて山に逃げた3.11の長洞地区の被災の様子。被災者がみんな揃って暮らせるような仮設住宅の整備を市に要望するも「長洞地区のためだけに動くわけにはいかない」と言われ、被災者の声が通らなかった行政の対応。富士通、NTTドコモ、復興支援ITボランティアの支援による携帯電話一斉メール等の活用。長洞元気村未来会議で立ち上げた好齢ビジネス、ゆべしの製造・販売や明治学院大学の「かわいい子にはたびをさせろ」、明蓬館高校、ハーバード・ビジネススクール等の視察・スタディツアーの受け入れ、千代田化工建設が継続しているグループ企業従業員の視察体験の受け入れと、従業員有志のゆべし会による毎月500個のゆべし社内販売。会費20,000円で年4回旬の海産物等を宅配する長洞元気村便事業、NPO法人静岡県青年団連絡協議会等の協力で建設中のなでしこ工房&番屋プロジェクト。高台移転計画、「苦しわけからたのしわけ」、「なつかしい未来」まちづくり計画・・・・等々、長洞元気村の取り組みについて40分にわたり熱く語った。講演の中で出ていた支援団体、受け入れ団体等は下記参照。

長洞元気村
 http://www.nagahoragenki.jp/

仮設市街地研究会(現・NPO法人復興まちづくり研究所)
 http://www.fukkouken.org/
 2011年4月2日の「ニュース深読み」を見て、早速、連絡し、支援活動を立ち上げる。高台移転のまちづくり計画、なでしこ工房建設プロジェクトなど推進。

かわいい子には旅をさせよ(明治学院大学) [Twitter]
 https://twitter.com/MG_kawatabi

明蓬館高等学校(内閣認定特区高等学校:全国広域通信制)
 http://www.at-mhk.jp/
 2012年2月24日研修旅行で学生13名、教職員3名が長洞元気村訪問し、ゆべしづくり等体験。2012年9月22日、同校がある安宅地区の彼岸祭りに長洞元気村村上誠二事務局長ら3名を招いて学生たちが作った“めいほうゆべし”の鑑定を受け、地域住民に披露。

千代田化工建設株式会社 [PDF]
 http://www.chiyoda-corp.com/csr/files/J_chiyoda_csr13_0826_nouhin.pdf
 2012年11月グループ従業員25名を被災地に派遣。その後社内に「ゆべしの会」ができ、毎月1回の社内販売を継続中。

(記 丸山 修)

2014年3月活動 気仙に学ぶ!「長洞元気村視察」活動報告
(1) 村上誠二事務局長講演「被災地長洞元気村のチャレンジ」
(2) ワカメ芯抜き作業体験
(3) 3.11を語り継ぐ「語り部ツアー同行記」

(2014.4.24更新 記事を分割)


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