2015年度(H27)大船渡市「デジタル公民館まっさき」活動   (学びも通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業(復興庁・文科省委託)について

2011年秋よりKK2が岩手県気仙地区で取組んできた「共に考え、共に学ぶボランティア」は、2015年度も復興庁・文科省「学びを通じた被災地域コミュニティ再生支援事業」に採択されました。
東日本大震災からの復興について政府は、当初5年間を集中復興期間と位置付け、一区切り付けその後の施策を定めるとしており、今年度で終息となる公算大です。
そういう意味で、大船渡市末崎地区公民館をハブとする社会教育活動が、公助あてにせず自律した活動、自律した地域となることが問われる重要なプログラムです。

Ⅰ 活動の概要

26年度に引き続き、大船渡市「デジタル公民館まっさき」運営協議会として、大船渡市末崎町地区公民館(ふるさとセンター)を拠点に地域コミュニティ再生支援に取り組みます。
地元のみなさんとKK2が募集する活動メンバーにより地域住民や地域リーダーのICT活用支援、研修会・講習会の企画運営、地域情報発信、土曜日等の子ども活動など、5月、7月、9月、11月、2月(以上、予定)の合計5回、基本1泊2日の現地活動を計画しており、毎回8人程度の活動スタッフを募集します。
活動内容はこれまでの経験やスキルを生かして地域の方々に寄り添うICT活用支援、共に学び共に考え、共に担う社会に向けた研修・交流活動等で構成します。参加を希望される方はぜひ、ご都合のつく日程でご検討ください。
これまでの活動の様子は「デジタル公民館まっさき」Webサイト等で公開しています。

平成26年度「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」デジタル公民館まっさき事業 取組事例
H26「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」事業報告書ダウンロード

(1)活動の目的

「気仙に学ぶ!」「まっさきに学ぶ!」などの学ぶ活動は東日本大震災の痛手から立ち直り、日々の暮らしや未来へと続くまちづくりに向けて学ぶ場であり、本プロジェクトの活動メンバーにとっては地域の理解を深め、都会では忘れられていることに気づく学びの場です。
地域の人と活動メンバーが共に考え、共に学ぶことで起こる化学反応をコミュニティ再生に繋げたいと考えています。
また、公民館による学びの活動が、地域の人にも、都会からやってくる者にも、考える力や生 きる力を呼び醒まし、個人と地域のレジリエンスを高める体験の場にしたいと考えています。
「PC・ネットよろず相談」等、住民のICT活用支援活動は、地域住民の趣味や生活に役立つITCスキルを身につけていただくことや、まっさきの地域情報を発信者を育成すること、 「デジタル公民館」Webサイトやフェースブックを活用すること等により、まっさきの人々と他府県で暮らす出身者、活動スタッフ、まっさきに関心のある全国の人々を結び、交流を促進します。
被災地の公民館による地域と都会の人の学びの活動が、超高齢化社会に向けた地域創生・持続可能な地域づくりと人づくりに、どんな芽をもたらすのか、一緒に取り組んでみませんか。
企業のCSR、大学のボランティアセンター、NPO等の継続的な参加・活動協力等のご相談にも対応します。ぜひご検討下さい。

(2)年間実施計画(各回単位で募集します)

今年度は以下の日程で、10名‐15名の団体活動を5回実施予定です

実施日程
第1回5月30日(土)~31日(日)
第2回7月11日(土)~12日(日)
第3回9月12日(土)~13日(日)
第4回11月14日(土)~15日(日)
第5回2月13日(土)~14日(日)

(3)活動スタッフ《参加者》について

「気仙に学ぶ!」「まっさきに学ぶ!」などの学ぶ活動は東日本大震災の痛手から立ち直り、日々の暮らしや未来へと続くまちづくりに向けて学ぶ場であり、本プロジェクトの活動メンバーにとっては地域の理解を深め、都会では忘れられていることに気づく学びの場です。
地域の人と活動メンバーが共に考え、共に学ぶことで起こる化学反応をコミュニティ再生に繋げたいと考えています。
また、公民館による学びの活動が、地域の人にも、都会からやってくる者にも、考える力や生 きる力を呼び醒まし、個人と地域のレジリエンスを高める体験の場にしたいと考えています。
「PC・ネットよろず相談」等、住民のICT活用支援活動は、地域住民の趣味や生活に役立つITCスキルを身につけていただくことや、まっさきの地域情報を発信者を育成すること、「デジタル公民館」Webサイトやフェースブックを活用すること等により、まっさきの人々と他府県で暮らす出身者、活動スタッフ、まっさきに関心のある全国の人々を結び、交流を促進します。
被災地の公民館による地域と都会の人の学びの活動が、超高齢化社会に向けた地域創生・持続可能な地域づくり、人づくりに取り組んでみませんか。

Ⅱ 主な活動場所

(1)主な活動場所・宿泊場所

大船渡市末崎地区公民館・ふるさとセンター
〒022-0001 岩手県大船渡市末崎町平林81  電話/FAX 0192-29-2955
URL http://www.massaki.jp/

(2)主な活動スケジュール

第1日目(土) 7:16 東京駅発 ~ 大船渡泊 ~ 第2日(日) 22:00 東京駅着

●「まっさきに学ぶ!」「気仙に学ぶ!」

参加者40名程度(現地参加者+活動スタッフ)
*下記スケジュールにて調整します 。
第1日目(土)13:30~16:00/18:30~20:30
第2日目(日)13:00~16:00

【趣旨】「末崎(まっさき)」地区、広げて「気仙」地区は、もともと地域の団結力「結の精神」が強く、ユニークな伝統文化を有する地域です。3.11の被災により「絆」が強まり地域の「レジリエンス(弾力的)」が増したgood practiceを聴き、自ら「気付き」「考え」「行動する」きっかけを掴みます。
【対象】子供から年寄りまで、家族での参加も可能。「末崎(まっさき)」のメンバーとKK2がコーディネイトする研修・地域活動チームが共に学びます。

●PC・ネットよろず相談

現地参加者各コマ10名~20名(予定) 下記スケジュールにて調整します
第1日目(土) 13:30~16:00/18:30~20:30
第2日目(日) 9:00~12:00

【趣旨】パソコンやインターネットのお困りごとや使い方にマンツーマンで対応 します。身につけたいスキルは初歩レベルから中級レベルまで様々です。また、パソコンの初期設定の指導や買い替えアドバイスもよく求められます。参加者にはメール、Facebook、ブログなどのSNS利用もお勧めし、活動スタッフとまっさきの人たちで地域情報の発信・ネット交流も進めます。

●現地視察

第2日目(日)早朝視察、並びに状況に応じて活動中の近隣視察など。

●その他、定期的な団体活動(5回)の企画との調整や地域企画により、どこ竹@武蔵野三鷹 まっさきグループの竹とんぼ教室・ミニ門松づくり、碁石地区のハス池づくり計画、「ふれあいキッズデー in居場所ハウス」、まっさきふれあい映画館などの地域活動にも取り組む計画です。

H27年度 大船渡市「デジタル公民館まっさき」運営協議会 委員(敬称略)

近藤 均
大船渡市「デジタル公民館まっさき」運営協議会 代表 前公民館長
新沼 眞作
末崎地区公民館 館長/まちづくり推進員/末崎町振興会副会長
岩脇 晶
末崎地区公民館 主事/まちづくり協力員/末崎町振興会事務局長
大和田 東江
碁石地区復興まちづくり協議会 会長
鈴木 軍平
NPO法人“居場所”創造プロジェクト理事・ハネウェル居場所ハウス館長
細川 武人
末崎町振興会 会長
菊池 則子
末崎町更生保護女性の会(前会長)
熊谷 君子
NPO法人“居場所”創造プロジェクト 監事
村上 正吉
大船渡市交通安全協会末崎分会長
菅原 光幸
大船渡市消防団第4分長
江刺 雄輝
大船渡市教育委員会生涯学習課長
田中 純一
一般社団法人ビル減災研究所 代表理事・所長
葛西 章広
前:株式会社 日立製作所、現:一般財団法人高度映像情報センター
久保田了司
大船渡市「デジタル公民館まっさき」運営協議会 副代表・会計兼務/ (一般)高度映像情報センター理事長/霞が関ナレッジスクエア代表
丸山 修
大船渡市「デジタル公民館まっさき」運営協議会事務局/霞が関ナレッジスクエア事務局