H29 館報8月
内田貝塚発掘
岩手県文化振興事業団埋蔵文化財センターは、このほど内田貝塚の発掘調査を行った。8月5日には、現地説明会を開き出土品や竪穴住居跡について説明を行った。
この発掘調査は、新県道(主要地方道大船渡広田陸前高田線、船河原から平まで)の工事に伴う路線にかかる部分の遺跡の発掘調査として6月から10月までの予定で行われているものである。広範囲にわたることから今回は中間での説明会を開いた。
内田貝塚は末崎町内田54地内にあり、標高45mほどの細浦湾は勿論のこと大船渡湾が一望できる比較的高い見晴らしのいい場所にある。また当時はそばに川も流れていたと言う。およそ5000年前(縄文時代前期)の貝塚であり、岩手県で最も古い貝塚の一つである。 続きを読む
H29館報まっさき 8月号
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