R3 館報11月
コミュニティ・スクール
~地域とともにある学校~
令和4年度より市内の小・中学校の学校運営のあり方が変わる。コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)に関する法改正によるもので、その導入について、市教委は準備を進めている。
今日の子供たちを取り巻く環境や学校が抱える課題は複雑化・多様化しており、教育改革、地方創生等の観点からも学校と地域の連携・協働の重要性が指摘されている。
子供や学校の抱える課題の解決、未来を担う子供たちの豊かな成長のためには、社会総がかりでよりよい教育の実現を目指して取り組む必要がある。それには、現在の「開かれた学校」から、さらに一歩踏み出して、地域でどのような子供たちを育てるのか、何を実現していくのかという目標やビジョンを地域住民等と共有し、地域一体となって子供たちを育む「地域とともにある学校」へと転換していくことが重要である。その有効なツールがコミュニティ・スクールである。
コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置した学校のことである。学校運営協議会とは、地域住民や保護者等が学校運営や教育活動について協議し意見を述べる合議体である。学校運営協議会で協議された「目指す子供の姿」を学校、家庭、地域が共有するとともに、その実現に向けて地域総ぐるみで協働していくという仕組みである。 続きを読む
作成者アーカイブ: massaki
R3館報まっさき 10月号
R3館報まっさき 9月号
R3館報まっさき 8月号
R3館報まっさき 7月号
R3館報まっさき 6月
R3 館報6月
こいのぼり大運動会 末崎小学校(校長小石敦子、児童数147人)は、5月24日、大小色艶やかな鯉のぼりが泳ぐ中、147人の児童は五月晴の暖かい陽射しを体いっぱいあびながら12の競技に羽ばたいた。
開会式、小石校長先生は「今日は青空の素晴らしい運動会になりました。児童会で掲げたスローガン“深めよう絆を、心をひとつに笑顔の運動会”のもと、心を一つに笑顔で最後まで頑張りましょう」とあいさつ。紅白の応援団長による元気みなぎる選手宣誓により競技に入った。
はじめに、赤組、白組に分かれての応援合戦。各応援団長の指示のもと、太鼓のリズムに合わせながら全身を使っての躍動感あふれる応援が繰り広げられた。いよいよ徒競走、3年生の100mから始まる。続いて4年生の100m。1年生は初めての運動会、50mのかけっこだ。2年生も50mだ。5年生、6年生は上級学年なので120mである。どの学年、どの選手もゴールを目指して自分の持てる力を振り絞って駆けぬけた。家族からはガンバレと大きな声援が飛んでいた。団体競技、3・4年生の、末小ぐるぐるタイフーン」は、紅白ほぼ同時というくらいの接戦だった。1・2年生の曲に合わせての玉入れ「Go!Go!チェッコリ」はとても可愛らしかった。5・6年生の竹取物語は各組の作戦が活かされるアイデアに富んだものだった。
続きを読む
R3館報まっさき 5月号
R3館報まっさき 4月号
R3館報まっさき 3月号
R3館報まっさき 1月号
R3 館報1月
学校統合白紙となる
大船渡・末崎地区学校統合推進協議会(会長新沼眞作)は去る12月21日に開催された第14回同推進協議会において、大船渡中学校と末崎中学校の統合を白紙にするとした。
これまで、二つの学校の統合に向けた話し合い(協議)は、これまで、大船渡・末崎地区学校統合合同協議会(3回)、同学校統合推進協議会14回の計17回行ったが合意に至らなかった。
大船渡地区と末崎地区、隣接しているものの置かれた状況(環境)は大きく違い、容易に統合することを阻んだ。まず、生徒数を比較すると大船渡中学校は末崎中学校のおよそ2倍あり、単独で存続できる状況下にあり、統合は喫緊の課題と捉えていないことである。また住民の中には、人数の多い方に従うのが当然ではないかという考えもあり、大船渡地区では末崎の生徒が来るのであれば受け入れてもいいという考えであった。 続きを読む