「絆づくりと地域を守る消防団」 活動報告

【映像視聴可】
「絆づくりと地域を守る消防団」
日  時:9月1日(月) 18:30~21:00
講  師:鎌田修広(株式会社タフ・ジャパン代表取締役 / 元横浜市消防訓練センター体育教官/総務省消防庁消防大学校講師)
企画協力:大船渡市消防団第4分団
場  所:まっさきふるさとセンター
講  演:絆づくりと地域を守る消防団(85分7秒)

 消防団・防火婦人クラブを中心に総勢34名の参加者が集まった。

絆づくりと地域を守る消防団(85分7秒)



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はじめに、鎌田教官からは、初対面の人同士が共同作業を行うときのアイスブレイクの重要性が述べられた。拳をぶつけあうことで、講師と参加者との緊張を解きほぐしが行われた。また、絵描き担当者だけ目隠しで行う”グループお絵かき”が行われた。これは、絵描き担当者は周りからの仲間の声を絶対的に信用しなくては作業ができない。緊急時色々な人が集まりその中で、急遽グループを作らなければいけないことも多い。その中での、仲間との信頼関係が共同作業では大切であると説明された。
 また、気持ちと体の関係についても事例が挙げられた。特に、ポジティブな考えのときは、ネガティブな考えに支配されているときに比べ、体の力が入りやすいとの説が述べられた。しかし、ポジティブな気持ちだけだと、力みすぎることもあるので、現場を客観視する冷静な目の大切さを併せ持つことの重要とのことだ。 本プログラムでは、実際にからだを動かすことで、これら解説を実感として学ぶことに重きをおいて進められた。気持ちの持ち方でいつも以上の力を引き出す考え方や、冷静でやる気に満ちた状態に自身を置くことの大切さに、参加者も興味を引き寄せられていた。
 後半には、団員減少に対応すべく各地の消防団で行われている取り組み事例を紹介され、その上で末崎の消防団の今後の活動を考える上でのきっかけになればとのお話しだった。


鎌田講師コメント
 デジタル公民館は地域で離れてしまった点と点を線で繋げる拠点(軸)として、地域再生にはかかせない場所だと確信しています。
 前半はまちの未来像をイメージした共同作業等を通じて絆づくり、後半は国の決起集会で発表された団活動を中心に事例の紹介を行い、参加者の方々には、これからより明確に多くの活動を要求される消防団活動が地域防災力の中核をなすよう地域全体でサポートしていただけるような体制ができれば・・・という想いをお話しし、一緒になって考えていただく時間とさせていただきました。 アンケートにもあるように時間等の関係から深い話までには至らなかった点は反省しております。今後も出番をいただけるようであれば、子どもたちを含めた多くの方々に参画していただき、次の具体的なステップに進めるよう内容を検討していきたいと思います。
 いずれにいたしましても、大変貴重な出番をいただきまして、多くの気づきと学びをいただくことができましたことを心より感謝申し上げます。

・9月20日 記事投稿
・10月23日 講演動画追加


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