H25年度11月「デジタル公民館まっさき」活動の報告

volunteer201305先日行われました~KK2「共に考え、共に学ぶ」ボランティア~ H25年度「デジタル公民館まっさき」11月活動の報告書を掲載します。
 
 
 
 


・参加者

12名(社会人7名、シニア5名)

・活動場所

大船渡市末崎地区公民館(大船渡市末崎町)

・宿泊場所

大船渡市末崎地区公民館

・活動スケジュール

2013-09schedule

・主な活動
11/9(土)

①末崎町視察 6:30~7:30

 (ボランティアスタッフ参加者4名)

被災した大田団地から門之浜漁港までの、被災状況や復興の歩みを初参加のスタッフに情報共有した。また、赤土倉漁港、穴通磯、9月に完成したBRT「碁石海岸口駅」を視察した。


BRT大船渡線 碁石海岸口駅


②PCネットよろず相談 9:30~12:30、13:00~16:00

 (ボランティアスタッフ参加者12名/現地参加者 午前3名 午後8名)

来場された住民の方々にパソコンやインターネットの使い方、またネットを通じた情報発信などお困りごとを聞かせていただきながら、解決までじっくり個別対応を行った。
デジタルカメラで撮った写真のPCへの取り込み、動画ファイルの形式変換、携帯メールの利用法、写真アルバムの整理 など。


PC・ネットよろず相談

年賀状作り

現地参加者からも教わりながら


③『まっさきに学ぶ!』 ドキュメンタリー映画「1000年の山古志」鑑賞会 19:00~20:30(その後、懇親会)

 (ボランティアスタッフ参加者12名・現地参加者32名)

末崎の方々を招き、中越地震で被災した新潟県 旧古志郡山古志村の被災・復興を記録した映画の鑑賞会を行った。山古志村は、道路寸断による孤立そして村水没被害から震災翌日には全村避難が決定されました。映画では、一時帰宅も困難な状況の中、村の誇りである錦鯉養殖や闘牛祭り、そして元の村の生活を懸命に守り抜こうとする村民の姿・想いを正面から描いています。鑑賞後は懇親会を催し、映画が伝えるまちの真の復興について末崎の方と一緒に考えた。


多くの来場者が集まった

映画鑑賞会後は懇親会が行われた

賑やかに催された懇親会


11/10(日)

①末崎町視察 6:30~7:30

 (ボランティアスタッフ参加者8名)

公民館近くにある世代間交流施設「ハネウェル居場所ハウス」の見学を行ったのち、末崎町の名所である三面椿(熊野神社境内・樹齢1400年の椿の古木)や震災慰霊碑の置かれた麟祥寺を散策した。


ハネウェル居場所ハウス

三面椿(熊野神社境内)

麟祥寺の震災慰霊碑


②PC・ネットよろず相談 9:30~12:00

 (ボランティアスタッフ参加者12名/現地参加者17名 内子供3名)

前日に引き続き、パソコンやインターネットの使い方について個別対応ボランティア活動を行った。現地のパソコン教室「シニアネット」受講生から3名、また子供達3名も加わり、賑やかに行われた。 Facebookの利用法、Excelデータベースについて、Office互換ソフト導入、年賀状作成、Webメール利用法 など。


多くの参加者で賑わう

Office設定について

顔なじみの子供たちも参加


③竹とんぼグループ交流会 9:30~12:30

 (ボランティアスタッフ参加者3名/現地参加者5名)

現地竹とんぼリーダーとの交流・意見交換を行う。12月のミニ門松づくりの準備として、縄叩きや縄ないの練習、また竹伐り、部材用意の相談などを行った。12月8日(日)10:00から居場所ハウスで「ミニ門松づくり」を行うことを決定した。


新作・とまり竹とんぼ

縄ない準備

現地リーダから縄ない指導


④『気仙に学ぶ!』 (石木幹人 県立高田病院 前院長 講演) 14:00~16:00
 
 (ボランティアスタッフ参加者12名・現地参加者19名・講師1名)

高田病院はもともと「高齢者にやさしい病院づくり」を目指していましたが、震災後は仮設住宅への訪問診療、健康講演、また高齢者・被災者の生活不活発病予防や生きがいづくりのため医師と高齢者が一緒に農作業を行う「はまらっせん農園プロジェクト」など、地域医療のイノベーションを模索し、成果もあげています。 そんな高田病院の3.11体験とその後の地域再生・復興に向けた取り組みを学びました。 講演のテーマは「生きるを考える 私たちにできること」。活発に意見交換が行われ、終了後石木先生からも「今日のお客さんはみんな真剣で問題意識も共通する方が多く、よかった」とおっしゃっていただいた。


石木幹人 講師

多くの方が集まる

地域協同で、宅老所・子供の家・学びの場を!


⑤ドキュメンタリー映画「1000年の山古志」鑑賞会
場所:陸前高田市 長洞元気村
 
(ボランティアスタッフ参加者2名・現地参加者13名)

仮設住宅住民12名、県立高田病院石木幹人先生、スタッフ2名の15名が参加。終了後は映画の感想に加えて、元気村のコミュニティの良さを生かして「認知症にやさしいまちづくり」の世界標準モデルになるよう協力していきましょう、という方向が打ち出された。現地参加者の、戸羽貢 長洞元気村村長・村上誠二 事務局長・金野義雄さんは、山古志村視察経験者(2011年12月に視察)で、当時の思い出とともに、村の復興への想いを語って頂いた。

活動詳細【KK2
活動報告【PDF】


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