R3館報まっさき 12月号

R3 館報12月
新県道全線開通 
船河原~平
新県道船河原から平までの延長2.2kmの区間全線が12月22日午前11時に開通する。(開通に伴う式典は行わない)
 県が「まちづくり連携道路整備事業」により整備を進めてきた主要地方道大船渡広田陸前高田線船河原工区(延長2.2km)である。東日本大震災の津波による浸水地を通らないルートで災害時の物資輸送や救急搬送等に対応するとともに急カーブや道幅が狭く歩道もない現県道の状況を解消し安全性、走行性、時間短縮が図られた。同じく一般県道碁石線(2.4㎞)については、11月18日に開通しており、これで二つの新県道が完成することになり大船渡碁石海岸インターと碁石海岸は15分かからずに結ばれる。このことにより景勝地「碁石海岸」への観光客の誘客を図ることができることから、観光振興が期待できる。また、消防の迅速な消火活動へとつながり、町民の生命と財産を守る安心安全な地域社会の構築が図られる。さらに産業用道路としても活用が期待され地場産業の振興と地域の活性化が期待できる。 続きを読む


R3館報まっさき 11月号

R3 館報11月
コミュニティ・スクール
~地域とともにある学校~
令和4年度より市内の小・中学校の学校運営のあり方が変わる。コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)に関する法改正によるもので、その導入について、市教委は準備を進めている。
 今日の子供たちを取り巻く環境や学校が抱える課題は複雑化・多様化しており、教育改革、地方創生等の観点からも学校と地域の連携・協働の重要性が指摘されている。
 子供や学校の抱える課題の解決、未来を担う子供たちの豊かな成長のためには、社会総がかりでよりよい教育の実現を目指して取り組む必要がある。それには、現在の「開かれた学校」から、さらに一歩踏み出して、地域でどのような子供たちを育てるのか、何を実現していくのかという目標やビジョンを地域住民等と共有し、地域一体となって子供たちを育む「地域とともにある学校」へと転換していくことが重要である。その有効なツールがコミュニティ・スクールである。
コミュニティ・スクールとは、学校運営協議会を設置した学校のことである。学校運営協議会とは、地域住民や保護者等が学校運営や教育活動について協議し意見を述べる合議体である。学校運営協議会で協議された「目指す子供の姿」を学校、家庭、地域が共有するとともに、その実現に向けて地域総ぐるみで協働していくという仕組みである。 続きを読む


R3館報まっさき 9月号

R3 館報9月
<長寿のお祝い>
末崎町の敬老会対象者の皆様、ご長寿おめでとうございます。心からお慶び申し上げます。
本年は何とか敬老会を開催したいと考えておりましたが、新型コロナウイルス感染症が猛威を振るっていることから差し控えることにいたしました。よって敬老会対象者の皆様には、お祝いとして記念品(バスタオル)、菓子折、名簿をお届けすることにいたしました。ご理解賜りたくお願い申し上げます。
令和3年度の末崎町の75歳以上の敬老会対象者は932人(男性390人、女性542人)です。 続きを読む


R3館報まっさき 8月号

R3 館報8月
<敬老会は中止> 
末崎地域公民館長会議が7月21日、ふるさとセンターで開催され、本年度の末崎町敬老会は、感染力の強い新型コロナウイルスが猛威を振るっていることから開催は
控えるべきとして中止することといたしました。
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R3館報まっさき 7月号

R3 館報7月
★地区公民館から地区センターへ
末崎地区公民館は、5月28日、令和3年度第1回末崎地区まちづくり懇談会(説明会)を開催した。参加いただいたのは、末崎町振興会代議員である地域公民館長ならびに各団体の首長である。当日は協働まちづくり部市民協働課の新沼晶彦課長より、あらためて市の考える「協働のまちづくり」について説明いただいた。その内容は次のとおりである。
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R3館報まっさき 6月

R3 館報6月
こいのぼり大運動会                                                                  末崎小学校(校長小石敦子、児童数147人)は、5月24日、大小色艶やかな鯉のぼりが泳ぐ中、147人の児童は五月晴の暖かい陽射しを体いっぱいあびながら12の競技に羽ばたいた。
開会式、小石校長先生は「今日は青空の素晴らしい運動会になりました。児童会で掲げたスローガン“深めよう絆を、心をひとつに笑顔の運動会”のもと、心を一つに笑顔で最後まで頑張りましょう」とあいさつ。紅白の応援団長による元気みなぎる選手宣誓により競技に入った。
はじめに、赤組、白組に分かれての応援合戦。各応援団長の指示のもと、太鼓のリズムに合わせながら全身を使っての躍動感あふれる応援が繰り広げられた。いよいよ徒競走、3年生の100mから始まる。続いて4年生の100m。1年生は初めての運動会、50mのかけっこだ。2年生も50mだ。5年生、6年生は上級学年なので120mである。どの学年、どの選手もゴールを目指して自分の持てる力を振り絞って駆けぬけた。家族からはガンバレと大きな声援が飛んでいた。団体競技、3・4年生の、末小ぐるぐるタイフーン」は、紅白ほぼ同時というくらいの接戦だった。1・2年生の曲に合わせての玉入れ「Go!Go!チェッコリ」はとても可愛らしかった。5・6年生の竹取物語は各組の作戦が活かされるアイデアに富んだものだった。
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R3館報まっさき 5月号

R3 館報5月
<風薫る末中運動会>
末崎中学校(校長蒲生正光)は、15日、五月晴れのもと運動会を開催した。新型コロナウイルス感染症予防の観点から観衆は保護者を主とし、競技も縮小し午前中のみの開催となったが、全校生徒65名は、春の暖かい陽射しを浴びながら、生徒会スローガン「Show The Spirit ~永遠不滅 燃えろ末中魂~」のもと紅白に分かれて10競技に躍動した。
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R3館報まっさき 3月号

R3 館報3月
亡き人を思い祈る 東日本大震災10年
多くの尊い命を奪い多くの家屋や船舶を破壊していった巨大津波から10年、各地で犠牲者追悼式や物故者追悼法要が営まれた。亡くなられた大切な人を思い静かに手を合わせた。
今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止の観点から規模を縮小しての実施である。大船渡市における東日本大震災10周年犠牲者追悼式は、11日、リアスホールで関係者や来賓含めて40人程で挙行。末崎町中森にある瑞光山麟祥寺においても、物故者追悼法要が営われ、呼びかけはしなかったが来山したご遺族や檀信徒がやすらぎ地蔵に向かい手を合わせた。 続きを読む


R3館報まっさき 1月号

R3 館報1月
学校統合白紙となる
大船渡・末崎地区学校統合推進協議会(会長新沼眞作)は去る12月21日に開催された第14回同推進協議会において、大船渡中学校と末崎中学校の統合を白紙にするとした。
これまで、二つの学校の統合に向けた話し合い(協議)は、これまで、大船渡・末崎地区学校統合合同協議会(3回)、同学校統合推進協議会14回の計17回行ったが合意に至らなかった。
大船渡地区と末崎地区、隣接しているものの置かれた状況(環境)は大きく違い、容易に統合することを阻んだ。まず、生徒数を比較すると大船渡中学校は末崎中学校のおよそ2倍あり、単独で存続できる状況下にあり、統合は喫緊の課題と捉えていないことである。また住民の中には、人数の多い方に従うのが当然ではないかという考えもあり、大船渡地区では末崎の生徒が来るのであれば受け入れてもいいという考えであった。 続きを読む