養殖わかめ学習会


実施日:9月1日(土)10:00~12:00
講 師:佐々木秀男さん
 (大船渡市立末崎中学校 特別非常勤講師/スーパーバイザー)
場 所:末崎ふるさとセンター
参加者:復興支援ITボランティア 11名

 学習会は大船渡市立末崎中学校の総合的な学習の時間「産土タイム“海と生きる”」で2002年から取り組まれている「わかめ養殖体験学習」で講師を務める佐々木秀男さん(末崎町字平林在住 77歳)にご協力いただき実現した。
 佐々木さんは以前よりITボランティア活動に参加していただいており、ボランティアの学生や社会人とはすでに親しくさせていただいてきた。いつもの講師と生徒の関係がこの日は逆転し、養殖わかめ発祥の地であり、優れた特産品である養殖わかめについて、人工採苗方法、植樹、成長、養殖の施設、栄養などを解説。末崎町海岸には約225,000メートルのロープが張り巡らされており、平成22年度の生産高は53万kg、販売価格では5億3000万円。海産物の販売実績では、鮮かき養殖の4億6000万円を抑えてトップ、まっさきにとってたいへん大きな収入源であり、この養殖わかめの復興が地域の暮らしの再生には欠かせないと佐々木さんは強調する。
 つづいて末崎中学校のわかめ養殖体験学習で中学2年生が行っている、わかめ学習(6月)から種糸巻き付け作業(11月中旬) 間引き・早採り作業(2月) 本刈作業(3月) 芯抜き作業(4月) 袋詰め作業(7月)、修学旅行での販売活動などについて説明した。
(文 丸山 修)

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