東大農場ハス見本園を視察報告 碁石地区の中尊寺ハスの育成・普及に向けて

7月22日、碁石地区復興のまちづくりの一環で、ハスづくりに取り組んでいる大和田東江さんと及川宗夫さんが、西東京市の東京大学大学院農学生命学研究科附属 生態調和農学機構を訪問、一般公開時間終了後のハス見本園を視察。技術職員として大賀ハス、中尊寺ハスをはじめ、200種類のハスの栽培と品種管理、品種改良、新種開発に取り組んでいる石川 祐聖さん、工藤新司さんから水、肥料、雑草、レンコン対策などハス栽培と池の手入れ、管理などについて説明を受けた。

正門の二人

碁石地区復興まちづくり協議会では、2013年3月31日中尊寺から中尊寺蓮(古代ハスの一種)14株の提供を受け、、田圃の一角にハス田を設けハスの栽培・育成に取り組んでおり、2013年は数点しか咲かなかったが、2014年は60点余り咲いた。しかし2015年は昨年に比べると、やや少ないことや田圃の周辺部には多くみられるが、中心部が少ないなどの課題も出ており、また、今後、株分けして広めていくうえでの技術習得が求められていた。

ハス園で研修

ハス園で研修2ハス園で研修3

ハス園で研修4まるくなって懇談

ハス園の研修5

なお、視察研修終了後は霞が関ナレッジスクエアを訪れ、昨年度の5月活動、9月活動の「ごいし民俗誌」勉強会の講師をしていただいた東京文化財研究所の久保田裕道研究員と成城大学の俵木 悟准教授、霞が関ナレッジスクエアの久保田了司代表とごいし民俗誌関係の今後の活動などについて意見交換し江戸城のお堀跡など見学した。

江戸城のお堀視察1

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