H27.2「デジタル公民館まっさき」活動の報告

先日行われました「学びを通じた被災地のコミュニティ再生支援事業」(復興庁・文部科学省委託)2015年2月「デジタル公民館まっさき」活動の報告を掲載します。

活動スタッフ

10名 (内 アソシエイト層2名、リーダー層(35~49歳)5名、シニア層(50歳~)7名)

活動場所

大船渡市末崎地区公民館 (大船渡市末崎町)

宿泊場所

ごいし荘別邸「海さんぽ」(大船渡市末崎町字大豆沢)

活動スケジュール

2015年2月14日(土)~15日(日)

主な活動
2月14日(土)

①気仙に学ぶ!「気仙ボケ一座」20周年記念公演 13:30~15:00
 場所:末崎地区公民館(ふるさとセンター)1階和室
 (現地参加者68名/現地スタッフ14名/スタッフ参加者14名)
 ユーモラスな寸劇を通じて地域に認 知症の理解を広める活動を続けるボランティア劇団『気仙ボケ一座』岩手県大船渡市にある認知症専門のグループホーム等を運営する社会福祉法人典人会の職員らが中心となり、平成6年9月末崎町泊里公民館で初回公演。以来20年、247回目となる今回の演目は、●物忘れの違い●ごはん戦争●うんち戦争●徘徊騒動●精神余命(アルツハイマー病の告知)の5つ。楽しみながら、ボケの特徴・つきあい方を学んだ。最後は、参加者も一緒にボケ防止10カ条を熱唱し幕引きとなった。


②PCネットよろず相談 15:00~17:00、18:30~20:00
 場所:末崎地区公民館(ふるさとセンター)2階会議室
 (現地参加者 夕方10名・夜7名/スタッフ参加者14名)
 パソコンやインターネットの使い方について個別対応支援活動を行った。Excelの使い方、動画共有サイトやECサイトなどのWebサービスの利用法、音楽CDのパソコンへの取り込み、Facebookの操作法など、各々担当者と話をしながら何度も繰り返し練習するなど、自身のスキルに合わせてPC、ネットを学んでいった。


12月14日(日)

①早朝現地視察 7:00~8:00
 (現地語り部 2名/スタッフ参加者15名)
 西館地区の集団移転団地建設予定地の視察を行った。碁石地区復興まちづくり協議会会長の大和田東江さんから、高台の林を切り開いて整備されている予定地について説明を受けた。整備・舗装を進め、9月頃に住民への土地の引き渡しが行われ、来年春頃から家の完成が進めば、と予定を伺う。


②まっさきに学ぶ!「ごいし民俗誌」勉強会 9:30~12:00
 場所:末崎地区公民館(ふるさとセンター)2階会議室
 講師:今石みぎわ(東京文化財研究所 無形文化遺産部)
 企画協力:碁石地区復興まちづくり協議会
 参加者:地元参加者13名 地元スタッフ2名 活動スタッフ10名
 今回は「ごいし民俗誌」企画・調査のリーダーで「泊里五部落」「1年の行事あれこれ」「移り変わる風景」の調査・執筆、並びに民俗誌全体のとりまとめを行った今石みぎわ研究員(東京文化財研究所無形文化遺産部)のお話と地域の暮らしや文化について懇談した。大災害と民俗文化、無形文化遺産の意味・役割について触れるとともに、「ごいし民俗誌」を具体例に●記録しておくことの大切さ●それぞれの調査の意味(地名が持つ意味、航空写真が持つ意味など…)を中心にお話しいただいた。航空写真による景色の変化から読み解く戦後からの暮らしの変化について、気仙大工と暮らしや漁業などの地区の生業についてなど。布海苔石名簿、地名・屋号の記録、地域に残る写真の意味などのお話しに参加者も熱心に聞き入っていた。


③PCネットよろず相談 13:00~16:00
 場所:末崎地区公民館(ふるさとセンター)2階会議室
 (現地参加者8名/スタッフ参加者9名)
 前日に引き続いて、パソコンやインターネットの使い方について個別対応支援活動を行った。

活動詳細【KK2
アンケート結果


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