先日行われました~KK2「共に考え、共に学ぶ」ボランティア~ H25年度「デジタル公民館まっさき」3月活動の報告書を掲載します。
17名(シニア3名、社会人12名、学生2名)
大船渡市末崎地区公民館(大船渡市末崎町)
海鮮の宿ごいし荘別邸「海さんぽ」(大船渡市末崎町)
① 末崎町内視察6:00~7:00
(ボランティアスタッフ参加者7名)
宿泊先「ごいし荘別邸 海さんぽ」周辺の三陸復興国立公園(碁石岬、碁石灯台、雷岩など風光明媚なリアス海岸)を散策した。
宿泊先の「ごいし荘別邸 海さんぽ」
三陸復興国立公園を散策
雷岩:波が岩を打つ音が雷のよう
② PCネットよろず相談 9:00~12:00、13:00-16:00
(ボランティアスタッフ参加者12名/現地参加者 午前5名 午後10名)
来場された住民の方々にパソコンやインターネットの使い方、またネットを通じた情報発信などお困りごとを伺いながら、解決まで個別対応を行った。Excelを用いた決算書の作成、DVDレコーダで保存した映像のパソコンでの活用法、Facebook・メールの使い方など。
PC・ネットよろず相談
決算書の作成
個別対応で解決に当たる
③竹とんぼ講師育成講座 10:00~13:00
(受講生6名[内現地受講生3名]・講師5名[内現地講師3名])
現地の竹とんぼリーダが主体となり、「どこ竹」認定竹とんぼ講師の育成講座を行った。また、ボランティアスタッフの竹とんぼ講師と現地竹とんぼ講師との交流・意見交換会を開いた。
スタッフ・現地参加者が一緒に受講
現地講師も積極的に指導
隣接する体育館で飛ばし方練習
④ 良く飛ぶ竹とんぼ教室 14:00~15:30
(現地参加者3名・講師6名[内現地講師4名])
午前中講師育成講座を修了した講師による竹とんぼ教室を開催した。現地の子供達に指導し、一緒に作ることで、竹とんぼを通じた世代間交流の場となった。
良く飛ぶ竹とんぼ教室
新米講師も指導
⑤末崎町内視察 16:30~18:00
(ボランティアスタッフ参加者13名)
三陸復興国立公園内の穴通し磯、赤土倉(巾着岩)などの末崎町内の観光地を視察した。その後、泊里地区の鮮魚シタボを訪問し、目の前で捌かれたタラを頂きながら、買い物を行った。
穴通し磯を観光
赤土倉(巾着岩)
鮮魚シタボ 村上勝弘さん
⑥ 『まっさきに学ぶ!』 “まっさき”ふれあいフォーラム 19:00~21:00
(ボランティアスタッフ参加者17名・現地参加者8名)
25年度を振り返りつつ、26年度末崎町の地区リーダや公民館との連携・協働に向け、この間ご協力いただいたPC/ネットよろず相談、竹とんぼ教室、まっさきに学ぶ!シリーズ参加者や講師の方々と意見交換、交流を行った。
“まっさき” ふれあいフォーラム
末崎地区のリーダにお集まり頂く
来年度の活動計画について意見交換
①PC・ネットよろず相談 9:00~12:00
(ボランティアスタッフ参加者17名/現地参加者4名)
前日に引き続き、パソコンやインターネットの使い方について個別対応ボランティア活動を行った。時間内、スタッフによるフルート演奏、住民の飛び入りによるギター演奏など、パソコン以外の話題でも盛り上がり、和気あいあいとした場となった。
Facebookを初体験
タブレットの活用法について説明
途中、フルート演奏も行われた
②『気仙に学ぶ!』 長洞元気村視察 13:00~16:30
平成25年度「あしたのまち・くらしづくり活動賞」の内閣総理大臣賞を受賞、また米国ハーバードビジネススクールも視察に訪れるなど、行政に頼らないまちづくり、積極的な情報発信や視察受け入れにより注目を集めている岩手県陸前高田市広田町の「長洞元気村」仮設住宅を訪問した。
・なでしこランチ
(ボランティアスタッフ参加者17名)
婦人会「なでしこ会」が作ったなでしこランチ。当日採れたてのワカメしゃぶしゃぶやホタテ、つみれ汁など、元気村自慢の食事を歓談しながら頂いた。
元気村 集会所にて全員で昼食
元気村自慢のなでしこランチ
ワカメをお湯に通すと鮮やかな緑色に
[なでしこランチのメニュー]
1)ホタテ、2)まぐろの卵、3)若布・めかぶ(しゃぶしゃぶ)、4)さんますり 身汁(とうふ、こんにゃく、ネギ、にんじん、大根)、5)ごはん、6)つけもの( たくわん、わかめの芯あさづけ)、7)つくだ煮
・ワカメ芯抜き体験
(ボランティアスタッフ参加者8名・講師3名)
なでしこ会に教わりながら、ワカメ・めかぶの芯抜き作業を体験した。
手ほどきを受け、ワカメの芯抜き作業
3月はワカメ収穫の最盛期
ワカメの根本部分も専用工具で芯抜き
・語り部による被災地見学ツアー
(ボランティアスタッフ参加者9名・講師1名)
なでしこ会語り部による被災地見学ツアーを行った。被災の状況や復興計画について話を伺いながら、周辺を散策した。昭和三陸地震など過去の被災の話など、直接現地を見ることによって得られる体験となった。
小学生が作った元気村のシンボル
海まで降り、津波の様子をうかがう
荒れた港湾地区
・村上誠二事務局長 講話
(ボランティアスタッフ参加者17名・現地参加者1名・講師1名)
長洞元気村のリーダ、村上誠二事務局長から、被災時の状況、復興への歩み、高台移転後のまちづくり、好齢ビジネスの将来についてのお話を頂き、その後質疑応答を行った。
村上誠二 長洞元気村事務局長
壁に貼られた長洞未来会議のプラン
楽しみを共有、合言葉は「たのしわけ」
熱の入った村上節に聞き入る参加者たち
懐かしい未来を創造する
「長洞元気村未来マップ」
楽しいことを分ける「たのしわけ」