子ども対象に
「良く飛ぶ竹とんぼ教室」実施

リーダー講座修了者はサポーターとしてデビュー

大船渡市“デジタル公民館”まっさき運営協議会では、午前の「どこ竹リーダー育成実技講座」に続いて、午後(13:30~15;30)は子どもと保護者を対象にした「良く飛ぶ竹とんぼ教室」を実施した。
講師は引き続きどこ竹@武蔵野三鷹の堀池喜一郎さんと安井 豊さんの2名。そして午前中行われたリーダー育成実技講座の修了者4名が午後は講師見習いとして参加。講師と一緒に子どもたちの竹とんぼづくりと飛ばし競争をサポート。大船渡・末崎町地域における竹とんぼ講師に向けて第1歩を踏み出した。
参加者は小学校低学年生を中心に子ども15名、保護者2名の17名。
今回の竹とんぼ教室は講師見習いが教え方を体験し学ぶ場でもあることから、比較的小人数を対象に、短時間で一通りのことを実施することを計画していたが、人数が増えた場合にも対応できるよう、予め用意された羽根(中心部に穴をあけたものを用意)と軸をもとに、①羽根に銀紙を巻いてロウソクであぶって、ひねりをつける。②軸を羽根に差し込んみコップ上で左右のバランスを調整する。③飛ばしてみてひねり具合や左右のバランスを再調整する。④出来上がるとカラ―水性ペンでデザインし、マイ竹とんぼが完成する・・・というわけだが、この手法だと大人なら簡単にひねれる羽根なのだが、幼稚園児や小学校低学年児の力では、羽根が熱くなり、竹の成分がでんぷん質になって柔らかくなっても、うまくひねれない。また、羽根の左右のバランスをちゃんと取るにも微調整を繰り返さないとなかなかバランスが取れない。子どもといえど苦労と創意工夫が求められる。そこで、講師やサポーターの適切な援助が必要となる。この交流とコミュニケーションが信頼関係を醸成する。
我が子2名と参加したお父さんは、子どもの竹とんぼづくりの工程を熱心にカメラに収めていた。きっと竹とんぼづくりのかわいい写真アルバムができたのでは。
最後の飛ばし競争は体育室に移動して行い、一番遠くへ飛んだ子は約7メートル。子どもにつられて大人も無我夢中になった楽しいひと時でした。
堀池講師からは今回の教室ついて「怪我が無かったことと、アンケートの回答項目にはないのに“楽しかった“と書いてくれた子どもがいたことがとてもうれしい。とくに怪我がなかったことは講師の努力の結果」とのコメントが寄せられた。
(文 丸山 修)

*サポートメンバー:佐々木 悟さん(末崎町大田仮設)、村上 正吉さん(末崎町船河原)、高橋 一年さん(末崎町大田仮設)、久保田 了司さん(ボランティアチーム)

*制作者(子供)アンケート
1.回答数:
13人/15人中
2.作れたか?
作れた 全員
3.飛んだ距離:
最高7m / 最短2.8m/6m以上 4人 / 無回答1人
4.難しかった所:
曲げる3人 / 削る3人 / 曲げる2人 / バランス2人 / 角丸め1人 / 簡単だった4人 / 楽しかった1人
5.良かった点、学んだ点:
良く飛んだ6人 / 作れて飛んだ1人 / 飛ばし方1人 / 焼いて曲げる1人 / 羽根のバランス1人 / 材料の取り方1人 / 作る手順1人
6.今後の教室の案内が欲しいか:
欲しい9人 / 欲しくない4人

詳細【PDF】


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