2011年9月20日 館報まっさき


復興に向けて Part2
 今月15日をもって大船渡市による『第2回復興に向けた地区懇談会』が終了した。当町では、9月1日に泊里地区、6日には細浦・中央地区で開催された。その中で示された主な復興計画を列挙する。
☆土地利用のあり方
○泊里地区
・道路の嵩上げによる防潮機能のの確保
・近傍の高台移転、宅地嵩上げ
・安全な道路ネットワークの確保
○細浦中央地区
・防潮堤等による津波対策
・近傍の高台移転
・安全・安心を確保する道路網
○共通
・2m以上の浸水区域は産業系土地利用、住居は原則不可
・山側への安全な避難路の確保
・水産業の振興
続きを読む


2011年8月20日 館報まっさき


復興に向けて
 4月11日から始まったがれき撤去の状況は、細浦、泊里地区では更地が広がり中央地区に向かって進行中で、現在の進ちょく率は56%である。市当局では市全域のがれき撤去を年度内に終えたい考えを示している。
 また、水道・電気・ガス・通信などのライフラインはほぼ復旧したと思われる。この状況をみると少しずつ復興に向けて進んでいることは実感できる。
 しかし、肝心の住宅、産業復興、道路、減災などに関する具体案が示されていない状況にある。
 市では第2回復興に向けた地区懇談会を9月に予定している。これは、7月に開催した第1回復興に向けた地区懇談会での大船渡市復興計画骨子に対する地域住民の意見提言と災害復興計画策定委員会等による審議を経て取りまとめた大船渡市復興計画(案)に対する地域  住民の意見・提言を求める懇談会となる。
 今回の懇談会は町内2カ所での開催となる。
 大船渡市復興計画(案)を知り、町民の声を市当局に伝えるチャンスなので多くの参加を望む。

続きを読む


霞が関ナレッジスクエア(KK2)”復興まちづくり“シンポジウム

「復興まちづくりに取り組む被災地と求められる行政、企業、NPOの支援とは」
開催日: 2012/7/3(火) 14:45〜
会場: 霞が関ナレッジスクエア

 3.11発災以降、救助、災害支援、復興支援、コミュニティ再生へと復興の状況は変化してきました。これからは、住民や自治会が主体的にコミュニティを再生し、地域再生に取り組み、行政、企業、NPO、ボランティアがこれを後押しする必要があります。
 本企画では、復興庁統括官より復興庁の役割、支援の内容をお聴きします。
 大船渡市末崎地区公民館と陸前高田市長洞元気村からはソーシャルプロデューサーをお招きし、復興の現状、復興計画の概要をお聴きし、地域の 課題をお聴きします。NPO代表者からは二地域での取り組みと経緯と今後の後押しについてお聴きします。まとめとしては、コミュニティ再生に向けた行政、企業、NPO、ボランティアの後押しについて建設的な意見交換を行います。
収録ライブラリ: http://www.kk2.ne.jp/seminarevent/sem_spc38.html 【KK2


エキスパート・スタジオ(ゲスト:堀池喜一郎さん) ライブ中継

【映像視聴可】 (要無料Web会員登録)
日 時:2012年7月6日(金)
    18:30〜20:00終了予定
会 場:末崎ふるさとセンター
申 込:末崎ふるさとセンター
    (0192-29-2955)まで
参加費:無料

60歳からは地域で社会貢献 ~“会社人間”から“地域人間”へ変身するヒント~
今回のゲストは、シニアの社会参加指南役。自ら“会社人間”から“地域人間”へ変身し、ICT講習から始まった活動はコミュニティづくりへと広がりました。シニアだけでなく、子どもや若者を巻き込む活動を次々に生み出し、シニアがやりがいをもって地域で活躍できる場を提供してきた堀池さんに、これまでの歩みや苦労、これからの夢などをお伺いし、コンピテンシーを探ります。

続きを読む